2018年7月18日水曜日

RPC-022 - ピラミッドの男



アイテム番号: RPC-022

オブジェクトクラス: Beta

収容プロトコル: RPC-022は、ブラジルのアマゾナス州████████にあるOL-サイト-57内にあります。OL-サイト-57は、レベル2/022クリアランスを持つ機関セキュリティ要員で構成された特科大隊によって、常に周囲50キロの排他区域を確保します。攻撃チームはRPC-022の入り口に配置した状態を維持します。非個人が排他区域に侵入した場合、保安要員は彼らを抑止し、尋問した上でMLクラスの記憶消去を実施、その後、排他区域外で最も近い町の██████に移送します。RPC-022内への立ち入りにはブラジルの地方長官の承認が必要です。許可されていない侵入は即時終了の原因となります。RPC-022の場所は機密性が高いため、OL-サイト-57からの異動が発生した場合、解雇されたセキュリティ担当者に対してMLクラスの記憶消去を実施する必要があります。また、どのような状況下においてもRPC-022-1に体液が接触するようなことがあってはなりません。

説明: RPC-022は、その周辺より収集された[編集済み]で作られた階段ピラミッドです。正方形の土台部分は周囲200メートル、高さ25メートル、頂上まで約90段となっています。RPC-022の東側には[編集済み]で作られた大きな扉があり、それを押し開けるとRPC-022の内室が現れます。RPC-022を約15メートル降下した後は、別の扉が開かれており、古代の収容室(RPC-022-1)まで続いています。収容室に沿ってこの地域特有の記念碑的刻印が並んであり、北部の遊牧民が2万年前にブラジルに到着するずっと以前に、そこに社会が存在していたことを示しています。

RPC-022-1は石棺に収容された約2メートルのヒューマノイドです。初期回収日にはRPC-022-1は衰弱状態にあり、単なる彫像だろうと考えられていました。そ
れより数十年の間、RPC-022-1は徐々に屈服した姿勢からひざまずく姿勢へと変えてきました。この動きは人間の目では捉えることができませんが、カメラの設置によってタイムラプス映像が記録され、RPC-022-1が生きていることが確認されました。

RPC-022-1の収容室に網羅されている象形文字は、RPC-022-1が解放された際に発生する大規模災害イベントについて詳述しています。
RPC-022-1は96,███年前、原住民たちによって石棺に封じられました。収容室周辺の象形文字によると、RPC-022-1は、形而上学的な領域より生まれた、原人類と人間社会の破壊を望む混沌の神が物質的に顕現した存在のようです。

RPC-022-1がどのようにして顕現したのかという点についての記述は削り取られていましたが、RPC-022-1の再収容を確実にするための本質的な部分はそのまま残されていました。残存する詳細部分について以下に記述します。

1. RPC-022-1を崇拝するために召喚したカルト集団。
2. RPC-022-1がどのようにして知られぬ間に原人類を征服したか。
3. RPC-022-1に対する原人類の反乱と彼が最終的にどのように収容されたのか。
4. 彼の封じ込めを助けるかもしれない多くのアーティファクトは、解放されなければならない。
5. RPC-022-1をどのようにして解放することができるのか。そのような実体を解放することで起こる大惨事についての警告。

この碑文は、元ブラジル地域ディレクターのフランチェスコ博士によって以下のように解釈されています。

RPC-022-1が現われるその前後に、RPC-022-1を召喚したカルトが存在していたことを説明する象形文字は、未翻訳あるいは理解されていない多数の宗教的用語が使われている為に、ほとんど判明していません。しかし、このカルトがRPC-022-1によって壊滅させられる以前に社会で非常に重要な役割を果たしていたことは明らかです。そのカルトは、当時の社会でも高い威信を持つ他のカルトと競合する、高権威の公的階級を代表していました。

RPC-022-1が顕現した際、彼は自分を召喚したカルトを殺戮し、彼らの心臓と肺で祝福して(明らかにこの歴史的な社会の宗教的信念から)ピラミッドから現れました。彼は民衆に対し、[データ削除]のために毎日幼子を生贄にするよう求めました。地元の住民がこれを拒否したため、彼は未知の異常生物を無数に創造して人々を襲わせました。その村は従順になりました。

象形文字には不明瞭ではあるものの、次の事件が起こるまで凡そ2世代が過ぎていたことが示唆されていました。象形文字には、この頃村に到着したオカルティストと魔術師の小さな集団について詳述しています。そこには、RPC-022-1との戦いで数多くの犠牲者を蒙ったものの、最終的にはRPC-022-1を石棺に収容したことが記述されています。

それから彼はピラミッドに収容されていました。魔術師たちは彼ら自身によって秘儀を継承することが可能であると記述されており、おそらくそのためにRPC-022-1を収容することができる方法は時代と共に風化していきます。原人類文明の持っていた物理的な武器ではRPC-022-1を抑制することはできませんでした。文明によって伝えられてきた、収容を補助するための数多くのアーティファクトも失われており、破壊されている可能性が高いと思われます。

RPC-022-1は石棺に封じられている状態で、如何なる量であってもそこに人間の血液が接触することで解放することができます。象形文字には、血が彼を活性化し、再び目覚めさせ、彼の酒宴を継続し、人間界における形而上学的支配を宣言することが記述されています。

……もちろん、それは壁に彫られているというだけのことです。個人的には、私はそれを評価しません。ベータの分類は無意味であり、人々を恐れさせるだけのことです。それはアルファとして再分類されるべきです。

上記はRPC-022-1の特性に関する解釈と推測であり、RPC機関はRPC-022を「そのままの状態」に維持します。RPC-022-1によって実際に発生した脅威レベルについては現在検討中です。

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RPC-022 - The Man in the Pyramid
http://www.rpc-wiki.com/rpc-022
page revision: 3, last edited: 25 Jun 2018, 08:38
Rev.0 by kommander_zergface
Translated by D食品(注意!Google先生頼みの意訳) 
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http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/
※動画用に一部改変しています。 

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